道路や家のほうに倒れてしまいそうな木は危険木といい、なるべく早く伐採する必要がありますよね。
ただ危険木伐採は、決して簡単ではありません。
小さい木なら自分で切ればいいですが、大きな木はプロに任せて伐採してもらうのが無難です。
そこで危険木伐採について説明します。
危険木は生活に支障をきたす
なぜ危険木伐採をおこなわなければいけないのかといえば、それは危険木が生活に支障をきたすからです。
もしも危険木を放置した結果何らかの被害が出てしまったら困りますよね。
危険木が道路や家に倒れたらとても危ないですし、タイミングが悪ければ人が負傷してしまうかもしれません。
ですので、敷地内に危険木があるとわかったら、なるべく早く危険木伐採をしなければいけません。
危険木をそのままにしておくとリスクが高いので、そのリスクを排除するために伐採します。
特にたくさんの雨が降った豪雨や台風の後は、敷地内に危険木がないかどうかチェックする必要があります。
豪雨や台風の影響で地盤が緩み、木が倒れそうになっているかもしれません。
木が倒れれば道路が通れなくなったり建物が壊れたりなど、深刻な被害が出る可能性もあります。
危険木をみつけたら迅速に伐採するのが、市民の生活を守るための考え方です。
危険木伐採の費用は状況次第
プロの業者に任せて危険木伐採をおこなう場合、その費用は危険木の状況次第です。
危険木の大きさや危険木の種類によって、費用はそれぞれ異なります。
しかも危険木伐採1本あたりの費用は現場の状況によって違いますから、
数万円程度で済むこともあれば100万円を超えることもあります。
状況次第で費用が異なりますので、危険木伐採の費用がいくらになるのか一概にはいえません。
もしも危険木伐採の費用がどの程度なのか気になる場合は、
危険木伐採を請け負っている業者への個別相談や見積もりを検討しましょう。
良心的な業者なら、危険木伐採の費用についてくわしく教えてくれます。
特に林業についてくわしくない人は、
危険木伐採にいったいどのくらいの費用がかかるのか皆目見当もつかないはずです。
費用がわからないことには依頼するかどうかの判断もできませんし、
危険木伐採の費用を知りたければ専門業者に相談しましょう。
危険木伐採の費用を補助してもらえる場合がある
たとえば京都府京都市や和歌山県有田川町などは、危険木伐採の費用補助してもらえる場合があります。
危険木伐採の費用が高いと危ないとわかっていながらもなかなか前向きに考えられませんが、
費用を補助してもらえるのであれば具体的に考えられるはずです。
京都市の場合は補助対象経費の75%以内、有田川町の場合は補助対象経費の50%までです。
ただそれぞれに補助の上限や細かい条件がありますから、
くわしくは補助をおこなっている自治体の担当課に問い合わせましょう。
自治体に補助してもらうためには、必要な書類を揃えて申請しなければいけません。
何を揃えればいいのか確認したうえで、然るべき手続きをおこないましょう。
危険木伐採の費用が補助してもらえるのは、危険木を放置しておくと市民生活に悪影響を及ぼすからです。
ですので「そのままにしておいても大丈夫だろう」と楽観的には考えず、なるべく早く伐採することが大切です。
まとめ
たくさんの雨が降ったり風が強くなる豪雨や台風の後は、周りに危険木がみつかりやすいです。
危険木は生活に支障きたしますので、なるべく早く伐採しなければいけません。
危険木伐採の費用は状況次第ですから場合によっては多額の費用がかかりますが、
自治体が費用の一部を補助してくれることもあります。
危険木をみつけたら、早めに伐採することを考えましょう。