林業が行う作業 作業員の効率化を図るために必要な機械!
林業について、気を育てて伐採する…そのような仕事をすることはわかっても、作業員の働きぶりについては見えない部分が多いと思います。
そこでこの記事では、作業員の効率化を図るために必要な機械についてご紹介します。
林業について触りだけでも知ってもらえると幸いです。
林業とは
読んで字の如し、木を育て、森を作り、育てた木を切り、それを売る産業を行っています。
切った木は「丸太」に加工されてツリーハウスなどの建物に使われたり、細かく砕いたチップにしてクッション材などにして売っています。
木を伐採したあとは、そこに苗木を植え、また木を育てることを繰り返します。
林業の仕事について
作業員の仕事もさまざま。
もっともイメージしやすいのは、苗木づくりから植栽、下草を刈ったり、木に巻きつくツタを刈ったり、成長を遮らないために影になる枝打ちや間伐をします。
木を売るために主伐をし、その木を加工するために運搬などがあります。
人手不足について
林業が「人手不足」の問題が大きく取り上げられています。
よって「間伐遅れ」に繋がってしまいます。
木材産業の需要はあるのに、十分に間伐するだけの人数が足りません。
そこで次からが本題になる機械を活用し、不足の事態を脱しています。
林業機械
林業機械を活用することで、人材不足を緩和しています。
従来、斧やチェーンソーを作業員が使用しています。
しかし、このような道具に比べて、作業効率の高さや身体への負担軽減に繋がるといわれて導入されているのが「林業機械」です。
高性能の林業機械は「2つ以上の仕事を1つの工程でできる機械」です。
従来、林業にたずさわる作業員は、手作業でチェーンソーを使って間伐したり、運搬してきました。
それに比べて作業効率が格段にアップし、作業員の身体の負担が軽くなる林業機械は、今では現場で必要不可欠なものです。
高性能の林業機械
ここからは、作業員が使う機械についてご紹介します。
・フェラーバンチャ(伐倒・集積)
立木を伐採し、切った木をそのまま掴んで集積する自走式機械です。
・ハーベスタ(伐倒・枝払い・玉切り・集積)
チェンソーで行っていた立木の伐倒、枝払い、玉切りなどの作業をはじめ、集積作業まで行える機械です。
・プロセッサ(枝払い・玉切り)
集められた木材の枝払い、測尺、玉切りまで行える機械です。
・スキッダ(集材)
丸太を吊り上げて引きながら集材する機械です。
・フォワーダ(集材・運搬)
伐採した木を荷台に積み、複雑に入り込んだ森林の作業現場を走って運搬する機械です。
このように、足元の悪い中での作業も多い現場では危険が増すこともあります。
作業員の安全性を確保するためにも、必要になる機械が導入されています。
このほかにも、丸太やチップに加工するための専用機械がさまざまなメーカーから開発・発売されています。
決して安くはない機械です。
ですが高性能を選ぶことにより、耐久性が高く、作業効率が良くなり、作業員の身体の負担が軽減できます。
また、林業は天候の悪い日も作業をこなします。足元の悪い中での作業も多い現場では、危険が増すこともあります。
作業員の安全性を確保するためにも、機能性の高い作業に必要となる機械が導入されています。
おわりに
林業での間伐から伐採までの作業には、専用の高性能機械が必要不可欠です。
しかし、それを操作するのは作業員です。現場の状況をしっかり確認し、安心安全に作業できるように危険を回避しながら仕事をこなしています。
林業の人材不足を緩和できている一方で、林業に興味を持ってもらえるようなイベントなど、人材確保の取り組みも行われています。少しでも興味を持っていただければ幸いです。
福島の林業は株式会社サンライフにお任せ下さい。
会社名:株式会社サンライフ
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業務内容:林業(立木買取・伐採搬出請負・危険木伐採・素材販売・造林・破砕作業・森林再生)
2023.06.16